エッセイの客観性
エッセイは人が書いている以上、主観が入らないことはありません。 しかし、エッセイとは「事実のレポート」的な意味合いが強く、自分の考えは極力抑えなければなりません。 言い換えるならば、出来るだけ客観的な表現を使う必要があります。

例えば、「in my opinion ...」と言う表現。これは、「私の意見は・・・」と言っているので、誰がどう見ても主観的な表現です。 また、取り方によっては、「私の意見」であり「他の人の意見ではない」と取ることも出来ます。 もしかしたら、これは、「筆者の自信の無さ」を表していると、読者はとるかもしれません。 そうなると、エッセイの信頼性に問題が生じます。

また、最上級も要注意です。例えば、「Mt. Fuji is the most beautiful mountain in Japan.」は、明らかに筆者の主観が含まれています。 「美しさ」と言う概念は、人それぞれです。筆者は美しいと感じても、他人もそうだとは限りません。 よって、「富士山が最も美しい」と言うのは筆者の考えであって、「the most beautiful」と言う表現は、適切ではありません。 「one of the most beautiful mountains」だったら良いでしょう。なお、「Mt. Fuji is the highest mountain in Japan.」は事実ですのでかまいません。

この他、「only」は、それが本当に唯一なのか、「first」は本当に「最初」などか、気をつけましょう。

また、「There are three reasons.」も同様です。「3つ理由がある」と言っていますが、「世の中には3つしか理由が存在しないのか?」となってしまいます。 通常、たくさん理由がある中での3つと言うことなので、「There are three main reasons.」の様に、「main」を加えると良いでしょう。
次の講義へ
(c) Lecture-Online.net