エッセイのトーン
エッセイには、トーン(tone)と呼ばれるものがあります。

例えば、ドラマを考えてみてください。 俳優や女優が演技をするとき、台詞を棒読みしたら、視聴者はどの様に感じるでしょうか? どんなにストーリーが良くても、全くつまらないドラマになってしまいます。

また、内容面も同様です。ドラマの内容が、全編にわたり成功のみを扱っていたら、面白さは半減します。 時には失敗もするからこそ、その後の成功が面白くなるのです。

プレゼンテーション(presentation)を考えてみましょう。これは、学校の授業でも同じことが言えますが、 淡々と進んでいくプレゼンテーションは眠くなります。 これに対して、声に強弱をつけ、スピードを調節し、写真やグラフなどで視覚を楽しませ、音楽を利用するプレゼンテーションなら、 聞き手(audience)は楽しむことが出来ます。

こう言うものを、トーンと言います。トーンの調節によって、雰囲気を変化させ、聴衆をひきつけます。

エッセイでも、トーンは必要です。 例えば、グラフや写真の使用、引用のタイミング、トピックセンテンスや主題文の文体、体験談や実例の使用で、エッセイにトーンが作り出されます。

良い内容のエッセイでも、読者に読まれなければ仕方がありません。それには、小説ほどではないにしても、多少のテクニックと言うものは必要です。 エッセイをたくさん書いて慣れてきたら、この様なことも考えてみると良いでしょう。
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