アウトライン
「主題」を決めたら、それを参考に、エッセイのアウトライン(outline)を考えます。

アウトラインとは、エッセイの設計図のことです。エッセイを書いているとき、熱中する余り、論点が変な方向に行ってしまったり、 エッセイの執筆に何日も書けるとき、初めに書いたことを忘れてしまうことがあります。そうなると、エッセイの一貫性がなくなってしまい、 とても分かり難い内容になってしまいます。
【図】アウトライン
上がアウトラインの例です。「I, II, III」で段落を表しています。つまり、この例は3段落構成のエッセイになります。 「Thesis Statement」は、主題文です。この段階では、文である必要は無く、数語からなる「句」でかまいません。 また、文を作ってしまっても良いのですが、序論を書く際、文脈に合わせ主題文を修正する必要があります。

アルファベットの「A, B, C, ...」は、各段落の核となる内容を表します。例えば、第1段落の「経済概要及び地理概要」の段落の内容は、「経済概要」と「地理概要」の2つになります。

アルファベットの下にある数字「1, 2, 3, ...」は、アルファベットの内容の内容になります。要するに、各段落の詳細な内容です。 「経済概要」の項で言うならば、「高いGDP」、「低いCGP per Capita(1人当たりのGDP)」、「高い成長率」の3つとなります。

この様に、設計図さえ作っておけば、エッセイの論点がずれてしまう事を防ぐことが出来ます。また、エッセイの全体を瞬時に見渡すことが出来ますから、 主題文との理論的な矛盾点などを、発見するのが容易です。ちなみに、アウトラインを作る際、ブレーンストームで考えた語句を参考にすると良いでしょう。

余談です。最近、TOEFLでは、コンピューター式(CBT)が主流です。CBTでは、エッセイが出題され、「Structure」の1つとしてカウントされることは、ご存知だと思います。 短時間でエッセイを書く際、まずは、アウトラインを書くことをお薦めします。 TOEFLのエッセイは、2〜3段落で構成されます。アウトラインを書かずに、いきなりエッセイを書いてしまうと、第1段落を書き終わった時点で、第2段落の内容が思い浮かばず、 主題を変更なければならない状況になる可能性があります。または、前述したように、気がついたら、主題とは全く関係の無い文章を書いていることもあります。 こうなると、最悪の場合、初めから書き直さなくてはいけません。一方で、アウトラインがあれば、この様な状況を防ぐことが出来ます。 今回使った例の様な詳細なアウトラインは必要ありませんが、簡単なアウトラインであれば、時間を使わずに作ることが出来ます。 本番で配られるメモ用紙に、アウトラインを作ってみましょう。これは、大学の試験でエッセイが出たときも、同様です。
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